登記事項証明書(成年後見制度)の原本還付について

相続

司法書士・行政書士の相波です。

今回は大した内容ではないですが、自分の備忘録も兼ねて投稿します。

テーマは「登記事項証明書の原本還付について」
言うまでもなく、成年後見人の証明書ですが、取得するのは少し面倒なこの書類。
おまけに期限が切れたりすると取り直しが必要になります。
今回私がやってみたことは、「年金事務所で登記事項証明書が原本還付できるのか?」という問題。

というのもホームページを見ても原本還付できるという記載が見当たりません。
今のご時世、金融機関でもどこでも通常ならばコピーを取って手続できるのに、なぜ年金事務所には記載がないのか?

そこで…窓口で聞いてみました。「登記事項証明書って原本還付できますか?」と。
(因みに窓口は予約制で、予約を取ると一か月程度先になるというのも普通のことです。)

まさか原本還付できるかを確認するのに予約はいらないだろうと思ったのですが、受付窓口の方は「少々お待ちください」とのこと。そしてしばらくして戻ってきて、「(原本還付)できます」とのこと。

で、実際にどうやるかと言うと、
「一度届出書と登記事項証明書の原本を両方とも提出します」
その場でコピーして返してくれてもいいような気がしますが、なぜかそうなっているそうです。
そして約1週間して、特定記録郵便にて無事に原本が戻って参りました。

登記事項証明書は郵送で取得すると1通550円かかります(別途往復の送料もかかります)。
もう少し大々的に原本還付できることを伝えてもいいような気がしました。

もちろんご存じの方にとっては今更…という内容ですが、後見人を始めたばかりの方にとって有益であればうれしい限りです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

司法書士・行政書士 相波聡明

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